ブラインドフェイス
ブラインドフェイスって知ってますか?
中学の時、洋楽の古い物をレンタルしまくって色々聴いていたのですが、その中でもかなり期待してレンタルした記憶があります。
スティーヴウィンウッドとエリッククラプトン。もうそれだけで期待は高まるっていうもの。
話変わって先日。
私の兄と久々に福岡の老舗ジュークレコードに行ってきました。
今は松本さん(ジュークレコードの代表であり、福岡音楽界の重鎮)が一人でされている、という話を聞いて、それじゃあぜひ行かないと、という話になり、兄と行って来ました。
昔、私が小学校高学年から高校まで、よく兄と行っては安いレコードを二人で買いまくり、ジュークの人達からも清水兄弟と言われ可愛がってもらってました。
色々勉強させてもらったし、音楽やレコードの楽しさや深さを教えてもらったりして、行く度に宝物を発掘しに行くようなワクワク感がありました。
久々に行って一通り挨拶して、兄とレコードを漁って、お、それいいね、あ、それは安い!なんて会話をしてると、本当20年前に戻ったような気分。
そして、松本さんが聴いてる音楽。相変わらずカッコイイのがお店に流れてて、「それ、誰ですか?ジャケット見せてもらってもいいいですかね?」
これも昔よくやってた行為。それをヒントに買ってたっけな。
そんな感じでレコードを見てたら、ブラインドフェイスのUKセカンドプレス盤を見つけた。
ずっと欲しかったので本当に嬉しかったな。
レジで会計を済ませ、
「ぼく去年転職して引っ越しして、今年結婚したんですよ」「ああ、そうね、おめでとうございます」
その時の穏やかな笑顔も、昔から変わってなかった。行ってよかったと本当に思った。
家に帰ってブラインドフェイスに針を落としてみた。さすがUkポリドール、音が最高に良かった。
昔聴いたときは、なんて地味で退屈なんやろうなこれは。ああ、外した。なんて思ってしまって全然いいイメージがなかったのだけど、それが完全に変わった。
やはり音とフォーマットっていうのは大事ですよね。まぁ、渋い音楽が聴ける歳になったとも言えるかな。
15年ぐらい前、ジュークの引っ越しの時少し手伝って、最後にシャンパンで乾杯した時に、「逆年功序列で清水君から注いじゃろう!」と言って満面の笑みで松本さんがシャンパンを注いでくれたことは、一生忘れないだろうな。
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